☆アミューズ ETCSモニター☆
JZX100のためにあるETCSモニターです。オークションでちょっと安めの価格(それでも高いですが・・・)で出ていたので入札し、購入してしまいました。
ご存知の通りツアラーVのスロットルは2つあります。1つはアクセルに連動しているメインスロットル。そしてもう1つがコンピュータで制御しているサブスロットルです。
このサブスロットルが曲者なのです。いくらアクセルをいっぱいいっぱいに踏んでもサブスロットルは全開になってくれません。コンピュータが制御を入れてしまっているためです。制御にはこんなものがあります。(パッケージ参照)
高負荷時出力制御
スロットル非線形制御
スピードリミッター制御
低μ路非線形制御(SNOWモード)
変速ショック低減制御(AT車)
TRC制御
こんな制御をしている邪魔なサブスロットルシステムですが、私の場合、時と場合によるのではないかと思います。
サーキットなどを走るときには邪魔なんでしょうが、街乗りメイン、安全面重視などを考えると完全に取り外してしまうのはどうかと思います。そんな私の考えにぴったりなのがこのETCSモニターなのです。(パッケージ)パッケージから取り出した時の第1印象はとても本体が小さいということです。まぁパッケージ自体も小さかったので予想はできましたけど・・・ ただ小さいわりに幅があるのでどこに取り付けるかが問題になってきてしまうと思います。私はまだ仮止め状態です。
取り付け時間に関しては全然かかりませんでした。グローブボックスを外して左側に出てくるスロットルコントロールコンピュータの配線に割り込ませるだけです。グローブボックスの付け外し(分解講座参照)を入れても30分以内だったのではないでしょうか。
ただ、コンピュータから出ている配線の長さが短いのでちょっと作業がやりづらかった感がありました。慣れている人にとってはそれほど苦にならないはずです。予断ですがギボシがオス・メスとも1個ずつ多く入っていました。ちょっとした気配りが嬉しいですね。
本体を設置した場所ですが上の画像を見てもお分かりの通り、普通では時計の入っている場所に設置しました。ちょうど同じ大きさだったのでここにしたわけです。これで時計がなくなってしまうわけですが、私はオーディオの表示を時計にして代用しています。さてインプレですが、エンジンを始動させAMUSE ETCSというデモが流れると「やっと自分もアミューズのパーツをつけることができたんだ」と感動してしまいました。
ま、そんなことは置いておいて、アイドリング中のサブスロットル開度は4%でした。走りだすとリアルタイムに数値が変わるので見ていて楽しいです。通常走行中は開度20%以内で走れてしまいます。
また見ておきたいのが全開時のサブスロ開度です。見通しの良い直線で踏んでみたところ衝撃の数値が!それはなんと49%。半分も開いていないということが分かってしまいました。これには正直愕然としました。今まで負荷を掛けすぎたかなぁと反省してしまいました。
そして最後にサブスロ全開時の場合です。まずはプッシュボタンひとつでサブスロ全開固定とサブスロ制御ありの切り替えができるので非常に楽です。ボタンを押すとカタンと音がし、サブスロが全開固定になるのが分かります。
インプレですが明らかにアクセルが軽くなったのを感じます。ブーストのかかったときの伸びも全然違いました。
高速道路でも試してみました。アクセルを踏んでいる時に全開固定にするとすっとアクセルを踏む足の抵抗が低減します。また反対は抵抗がかかるのがはっきりと分かります。ま、1回しかやってませんが後者はエンジンに負担のかかる恐れがあるのであまりやらないほうがいいと思います。
数種類の状態で試してみたのでよろしかったら下の図を見てください。とまぁ満足度が高いパーツでした。自分の気分に合わせてサブスロを動かせるところが非常に気に入ってます。自分で開度をコントロールできたらなおいいんでしょうけどね。
また一定ののスロットル開度に保ち走れば燃費向上にもつながるのではないでしょうかね。
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制御あり |
全開固定 |
ブースト制御なし |
0.7 |
0.8 |
ブースト制御あり |
0.8 |
0.88 |