☆KENWOOD DPX-9021MPi☆


これは2001年モデルの最上グレードのユニットです。オークションで39800円即決というものを見つけ飛びついてしまいました。確かに今までのもの(DPX-990MD・1998年式)も不満があったわけではありませんが、さすがに5年も使っていると新しいものが欲しくなってしまうということで・・・長い期間、使ったものです(しみじみ・・・)。
しかし、今まで使っていたものをぽいっと捨ててしまうのはもったいない。ということでRさんに譲ってあげました(有償)。ぜひ活用してください。
さて今回購入したDPX9021MPiですが、昔はシンプルすぎるものには興味がなかったのであまり好きではありませんでした。とにかくごついものを!と思っていた気がします。
しかし、今となってはシンプルなもののほうが好きになり、このデザインもかなり気に入っています。だから購入したわけですが・・・
届いたものはユニット本体のみでした。オークションの説明でも取扱説明書はありませんと書いてありました。
こうなると満足に操作ができません。そこでWeb上から取扱説明書をダウンロードしました。こちらがそのサイトです。
取り付けはいつもながらうんざりします。配線が蜘蛛の巣のように張り巡らされているのでユニットを押し込むだけで大変でした。皆さんはこうならないよう配線の這わせ方には十分気を使ってください
取り付けが終わりキーをまわすと・・・オープニングデモが始まります。さすがに3年分の技術の進化を感じました。
不満点・満足点どちらもあります。
不満点は再生、一時停止ボタンがないことです。不意に電話がかかってきたときなど音を消したいじゃないですか(電話の時はもちろん車はとまってますよ)。その際、わざわざボリュームを0にするという作業は面倒くさいのです。
これはこのユニットの機能であるハンズフリー機能を使えるようにすれば解決できるのでしょうか。そのハンズフリーキットは別売りらしく持っていないので確認ができません。また購入した時(するかどうかは分かりませんがに)インプレしたいと思います。
2つ目にMDが入れづらいということです。DPX-990MDの時は表面にMDの挿入口がありました。しかし、このDPX9021はCDと同じようにユニット前面が開いて挿入するようになっています。
確かに表面に挿入口がなくすっきりしてるのはいいんですが、入れやすさもこだわってほしかったです。
音質ですが、良くなったのかあまり分かりません。相変わらず低音の出力は弱いような気がしました。
悪い点はこのぐらいにしておいて、良い点を書くことにします。このままでは悪い!ということしか書かなくなりそうなので・・・
はじめに今まで対応していなかったフォーマットが使えるということです。
それはMDLP、MP3が使えるということです。同じMD、CDにくらべ1枚に入る曲数が多くなるので経済的に楽になると思っています。
ふいに音楽を止めたいときがあると書きましたが、音楽を止めるまではいきませんが、音量を10分の1に小さくしてくれる機能があることが分かりました。これを音楽の一時停止機能の代わりに使っています。
また、MDが挿入しづらいことも書きましたが、最近はMP3にこっていてMDを挿入する機会が激減してしまいました。そのためこの苦労も特に感じなくなってしまいました。
実際にMP3ファイルを再生してみると特に違和感を感じることはありませんでした。ただ曲(ファイル)を読み込む時間やフォルダ変更の際の読み込み時間が少々かかるのが気になりました。

−記:2004.03.25−